皆さんはCADを使っていますか？
パソコン上で形状を作ったり、図面を作成できるソフトで、機械工学では欠かせないと思います。
ただし作成に時間がかかることが難点になります。
今回はCAD作業の効率化に使えるアイテムを紹介します。
テンキー
皆さんはテンキーを使っていますか？
最近はパソコンやCADの性能向上によって、小さいノートパソコンでもCADが使えるようになってきました。
しかしCAD操作の場合はテンキーがあるキーボードの方が断然楽です。
CADで図形を描くときは、何回も数字を入力する必要があります。
寸法、角度、座標などなど、時には計算式で入力するということもあります。
四則演算も可能なテンキーを使用しておくと効率化に繋がります。
3Dマウス
CADといえば、3DCADを使用している方も多いと思います。
3DCADであれば、視点の切り替えもスムーズで、色々な角度から形状を見る事ができます。
例えば、あるCADでは右クリックしたままマウスを動かすと視点を変えられるという操作もあります。
ただし、いくら簡単でも一日に何回も視点を切り替えがある場合、さすがに腕が疲れてくると思います。
そこでお勧めしたいのが3Dマウスです。
これは3Dマウスを6方向に回すことによって、回した方向へ視点の切り替えを行うことができます。
右利きの方であれば、右手で通常のマウスを、左手で3Dマウスを持って操作を行います。
つまり右手は選択、左手で視点切り替えと動作を分ける事ができます。
このように動作を分けることで手の疲れを軽減することができます。
ゲーミングマウス
ゲーミングマウスは使用したことがありますか？
ゲーム用のマウスと言われていますが、十分に仕事でも使用することができます。
ゲーミングマウスとは、通常のマウスと異なり、ボタンが複数付いているマウスのことを指しています。
各ボタンにはショートカットキーを登録することができ、ボタン一つで実行することができます。
例えば、ボタンに「ctrl+z」のコマンドを登録しておけば、マウスのボタンだけで戻るを
実行できることになります。
つまりキーボード入力するためにマウスから手を離す必要がなくなります。
ちなみにCAD操作に限らず、通常のワードやエクセルなどの操作でも使用できるので、他の仕事にも利用することができます。
番外編
その他にもCADを利用する上で便利なアイテムはあります。
ただし、状況によって利用できる点も限られているので、番外編として2つ挙げます。
ワイドモニター
小さい画面でCADを操作すると、細部が見えないなどの不都合があります。
また、モニターを2個使用することで資料を見ながら設計するということもできます。
小さめのノートパソコンでCADを使う場合は、モニターを買ってみましょう。
CADにもよりますが、日常的にCADを使用するのであれば、20インチ以上は欲しいところです。
USBハブ
ここまで挙げたアイテムを全て使おうとすると、パソコンのUSBコネクタの数が足りないことがあります。
そんなときは、USBハブを使ってみましょう。
これで使用できる機器を増やすことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はCAD作業を効率化できるアイテムを紹介してきました。
まとめると以下のようになります。
- テンキーを使うことで数字入力を簡略化できる
- 3Dマウスを使うことで、視点の切り替え操作を楽にできる
- ゲーミングマウスを使うことでショートカットキーを登録し、同じ操作をマウス一つで可能になる
