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機械設計

機械設計者が持っておくべき便利アイテム7選

皆さんは仕事をしているとき、こんな物があったら便利なのに、と思ったことはありませんか?

どんな仕事でも持っているだけで効率が上がったり、やりやすくなったりすることがあると思います。

今回は機械設計者の仕事で便利なアイテムを7つ厳選しましたので紹介していきたいと思います。

区分けされたプラスチックケース

機械設計者というと大きい工場で作業しているかと思われがちですが、最近はオフィスの一角で主に設計しているということも多いかと思います。

そんな場所で実験だったり、試作の組み立てを行っているとどうでしょうか?

部品があちこちに散らばったりしてしまいますよね。

専用の部品入れがあればまだしも、ネジやワッシャー、ピンにベアリングなど、細かい部品は多岐にわたります。

そんなときにプラスチックケースがあるとどうでしょうか?

一か所にまとめておけるだけでなく、作業中も部品の定置管理ができるので、無くす恐れもなくなります。

プチ袋でも同じような効果が期待できます。

ただし、袋同士がバラバラにならないよう注意が必要です。

速乾マーカー

設計者は図面を多く描かれていると思います。

ペーパーレスと騒がれて久しい今でも、図面を紙で印刷して確認している会社も多いのではないでしょうか?

図面印刷には賛否両論あると思いますが、今回は印刷するものとして説明します。

図面を作成すると、確認箇所がたくさん出てくると思います。

面取りの数は正しいか、重要寸法は間違っていないか、公差は適切か、などです。

そんなときにマーカーでチェックしているケースも多いかと思います。

ただし、図面はたくさんあるのに、机のスペースは有限です

必要に迫られて図面を重ねることもあります。

マーカーされた図面の上に、他の図面を重ねて滲んでしまうくらいなら、速乾マーカーを使用しましょう。

これで滲みの問題は解決できます。

リューター

どんなに気を付けて設計し、何回もレビューを重ねたとしても、設計試作時に思わぬミスが発覚することもあります。

そんなときに再試作を行うと、時間もお金も取られてしまいます。

仕方なく今の試作品を改造するしかない、という場面もあると思います。

そんなときにはリューターを1つ持っておくと便利です。

寸法を削る、穴を空けるといった作業には重宝します。

ただし、作業する際には必ず作業用メガネをかけて、安全に十分に配慮した上で実施しましょう。

トルクドライバー

機械の試作の場合、ネジ締めをしない方が稀だと思います。

しっかりとトルク管理はしていますでしょうか。

試作の段階で締め忘れなどのトルク管理を行っていないと、思わぬところでネジ緩みが発生して、再検証などに時間を取られてしまいます。

そこで個人でトルクドライバーを1本持っていると便利です。

電動ドライバーと違って電池がないため、充電の必要もなく、持ち歩きにも便利です。

ただし、自分の最も使用したいトルク値のドライバーを持っておくようにしましょう

ネジザウルス

前述のネジ締めのとき、強く締めすぎてネジが外れない、ということもあると思います。

いつネジが壊れるかは予測しにくいものです。

そのため、ネジザウルスを持っておくといいでしょう。

これでネジ頭をペンチのように挟んで回して外すことができます

そして外したネジは前述のプラスチックケースで管理して、使わないようにしておければ完璧です。

放射温度計

温度測定するときに、どのように測定個所を決めていますか?

過去事例やシミュレーション結果、消費電力の偏りから、温度が高そうな部分を決めて測定することもあると思います。

放射温度計があれば、非接触でレーザーを当てるだけで温度を測定することができます。

そのため、温度が高い場所を探すなどの測定個所の模索に悩む必要がなくなります

お金に余裕があれば、サーモグラフィを使ってみてもいいかもしれません。

3Dプリンター

例えば、「明日緊急でスペーサーが欲しいけど、既にお店が閉まっている」という経験はないでしょうか。

ちょっとした小物であれば、家庭用3Dプリンターで十分に補うことができます

部品の大きさの間隔を掴むにも最適です。

ただし、印刷する場合は、動作音が大きいので注意しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は設計者が所持しておく便利アイテムについて解説してきました。

まとめると以下のようになります。

まとめ
  • 設計者側でアイテムを持っておくことで、作業効率化に繋がる
  • 図面作成・試作組立にて大きな効果を発揮する
  • 使用する場合、情報漏洩などのデメリットにも注意が必要
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